制作したゲーム「TICK TACK CHEVY」を振り返る
このたびプログラマーとして制作に参加していたゲームの開発に区切りがついたので、個人的なまとめとして書きます。(なのでだらだらと読みにくいですがご勘弁を)
制作したゲームはこちら(結構古い情報ですが…4月終わりまでには変えたい)↓
TICK TACK CHEVY (チーム:メル変)
区切りというのは、先日開催された「福岡ゲームコンテスト(GFF AWARD)」に応募し、最終選考まで進み、最終審査プレゼンを経て、
「優秀賞」
「楽市楽座賞」(協賛企業様選出)
「市長賞」(会場300人の投票によるエキシビジョン)
を頂きました!
そもそもこのゲームは、東京工科大学メディア学部のプロジェクト演習(有志が集まって制作して先生にフィードバックを貰える)にて、東京ゲームショウ2016出展のために制作したものになります。
プランナー2、プログラマー4、グラフィッカー2、サウンド1の8人のチームで制作を開始しました。最初はチーム全員で紙一枚の企画書コンペ(ペラコン)を行い、そこでグラフィッカーのアイデアをもとに、膨らませていきました。
原案ペラ
そこからイメージに起こしてみたり
とりあえず動かしてみたり
ここから春休みに突入し、ゲームとしての面白さや、ゲーム全体のイメージを固めていきました。
ようやくゲーム画面が固まってきたり、このころからポストエフェクトも入れてみたり
春休み中にみなとみらいの時計塔を見学しに行ったり
春休み明けにはストーリーができたり
夏休みには、オープンキャンパスで展示をして、アンケートをし、感想をもらい、さらに改善したり
そして夏休み前から東京ゲームショウ出展用のパンフレットやポスター、パネルの制作で一人しかいないグラフィッカが悲鳴を上げる
予測してゲーム内素材を早め早めに作っていなかったら確実に間に合ってなかったな…
そしてついに東京ゲームショウに出展!
ここで終わるかと思いきや、「学生CGコンテスト」なるものを紹介され、それに東京ゲームショウで展示したものを提出します。
(この間にHEAT
【12/3(土)開催】HEAT 5th 渋谷 ~ ゲーム会社合同セミナー ~ | Peatix
で展示)
そしてなんと最終選考まで残り、協賛企業賞の「KLab賞」をいただきました。(ちなみに賞品でレットブル8箱いただきました)
そしてさらに、「福岡ゲームコンテスト」を知り、ここまで来たらとブラッシュアップをして、提出しました。(提出日がグローバルゲームジャム1日前)
大きな変化としては、コントローラーをPS3コントローラーからスマートフォンにしたことです。ほかにも気になっていた細かいところを改良しました。
そのかいあってか、一番最初に言ったように、
「優秀賞」
「楽市楽座賞」(協賛企業様選出)
「市長賞」(会場300人の投票によるエキシビジョン)
を頂きました!
プロの、それも社長の方々に実際にプレイしてもらい、評価していただく機会はそうそうありません。特にLEVEL5の日野社長からはコメントを頂き、こだわった部分をしっかりと見抜かれ、本当に嬉しかったです。
これで「TICK TACK CHEVY」の開発はようやく終了となります。
最初から数えたら約1年半の長い開発でしたが、とても充実していました。
月1.2くらいで発表し、先生方からフィードバックをもらうあの機会は本当に貴重で素晴らしかったと今では思います。
チームメンバーにも恵まれ、とても楽しい開発でした。
そしてなにより、プレイしてもらい、「楽しい」と言ってもらう瞬間、その時の形容しがたい感情が一番の宝物です。
先生方、評価してくださった皆様、チームメンバー、プレイしてくださった皆様、本当にありがとうございました。